どうも佐々木です。

最近素朴な疑問を抱えています。
まあタイトルの通りなんですが、音楽をやっていて、少なからず音楽で収入を得ていて、、、なんてことをやっていると、マネタイズとか宣伝の仕方とか、そういうことばっかり考えるようになっていって、もちろんそれはそれですごく面白いし楽しいんですが、、、僕はどうしてもいまだに暇を持て余してこんなふうに答えのない問いを自分に吹っ掛け続けているわけです(笑)

なぜ僕がこんな風に考えるのかというと、音楽とか芸術には本質的に価値がないと思っているからです。

これは完全に誤解を生む書き方なのでちゃんと説明します(笑)
僕は音楽や芸術を否定しているわけではありません。むしろ好きなので音楽を作っていますし、絵画も文芸も大好きです。僕も音楽に救われた人間の一人です。感謝こそすれ、憎むなんてことは絶対にありません。

じゃあなんで価値がないとかいうんだバカヤローって感じですよね(笑)わかります。
それはなぜかというと、例えば音楽なら、聴いてくれる人が価値を決めてくれるからなんです。
絵画なら観てくれた人、文芸なら読んでくれた人、そういう、、、ここでは受け手と表現しましょう。そう、そういう受け手の人たちがいることによって僕たちが表現したものが価値を持っていくわけです。 

じゃあ誰も聴いてくれる人がいないアーティストとかが作ってる音楽は無駄だっていうのかおいこら?
ってなりますよね、、、もちろんそうではありません。
書き出しで書いたようにマネタイズにしろ宣伝の仕方など、自分の音楽を受け手に届けるための手段は今現在とても充実しています。
有名な音楽ブロガーさんたちは本当に多種多様なやり方を実践し、それをわかりやすく文章として残してくださっています。もちろん音楽ブロガーと呼ばれる方々は皆さんがそうして活動していらっしゃいます。

話は変わりますが、僕が初めて作曲をしたのは17歳の時でした。失恋ついでに銀杏BOYZみたいな曲を作って下宿先の隣の部屋の友人に聴いてもらったのです。そのとき友人に
「なんかわからないけど、伝わる」 
と言ってもらえたのです。その嬉しさといったら!この世のものではありませんでした。
僕の音楽家としての第一歩は、そんな感じでした(笑)
大げさかもしれませんが、そのときにうまれて初めて僕は自分に価値が付いたと思いました。なんだかパッとしない、中学の時は靴隠されたりとかさ(笑)、そんな僕が認められたような感じがしました。エヴァンゲリオンの最終話でシンジ君が「僕はここにいてもいいんだ!」ってなった感じですね。伝わるかな?(笑)

さて、本題に入りますが、、、
音楽や芸術に価値を付加してくれるのは受け手の人たちです。これを忘れてはなりません。世界に自分1人だったら音楽なんて何の意味も持ちません。共有も共感もないですからね。
共感、共有、共存、、、こんな感じのキーワードは音楽の意義としてはそうなのかなとおもっています。何らかの共通言語としての音楽。例えば「昨日のMステでさー」みたいな会話の中に共通言語としての音楽があります。
またはTwitterやFacebookでもそれは起こり得るでしょう。みんな何かしらのコミュニティの中で自分の好きなものを共有していく。まあこれは昔から変わらないんですけど、よりスピードが速いのが昔と違うところでしょうか。

でもそれって結構メジャーな人の話じゃん?
そうなんです。結構売れている人の話です。気づいたあなたはスルドイ!

さあ、では僕レベルの音楽家にできることは何なのか、、、
まずは自分の音楽を受け手の人たちに届けなくてはなりませんね(笑)そのために僕もいろいろな方面からあの手この手でやってるわけなんですが、、、
夏にライブをやったときにとあるお客さんから
「自分の人生を振り返るような音楽だった」
という評価をいただきました。この感想が僕を救ってくれたのは言うまでもありませんが、そのころからずっと音楽家にできることを考えていました。そしてひとつの仮説にいきつきました。

音楽は情景のメタファー

なのではないかと。つらい時に聴いてた音楽って今聴いても沁みるというか、、、そういう経験ありませんか?
絵画や文芸だと音楽ほど刹那的ではないので何とも言えませんが、、、少なくとも音楽はそういうことが起こりやすい、、、時間芸術とでも言いましょうか、そんな感じなんじゃないかと。
先述のお客さんは、おそらくそのとき初めて僕の音楽を聴いたはずです。それでもそういうことが起こるのであれば、僕のような音楽家にもできることがあるはずなんだ!と思いました。

現代はいろいろなことが起こりすぎてもうカオスです。なんかよくわからないまま毎日を過ごしたりすることもあるでしょう。忙しいとか苦しいとか、そんな感じばっかり目につき耳につき、、、
だからこそ、音楽を聴いている時間だけは幸せな気持ちになれるようにと、僕はそういう気持ちで音楽を作っています。まあより多くの人に聴いてほしいのでそのための試行錯誤はしますが、、、汗

音楽家にできることは何か
という自問自答でしたが、現時点では
「僕の音楽を聴いてくれる人が少しでも幸せな気持ちになれるように」
そんな基本的な理想論しか答えとして出せませんでした。でもこれが僕の音楽家としての在り方かな、とも思っています。そういう空気感を作るというか。

いろいろな方法論があるからこそ、自分の表現の確たるものが必要なんじゃないかと思ったのでした。




なんかふわふわしてるけど(笑)、今回はこの辺で、、、
ではまた、、、